カテゴリー : 社長ブログ

古墳群に建つ「手づくりの家」訪問記。

月曜日, 2月 21st, 2011

写真はチルチンびと63号の表紙です。先日、奈良市の古墳群に新居を建てたW様ご夫妻にお会いしてきました。写真が奥様の智子さんです。小奈辺陵墓を眺めながら過ごすお二人は、まさに自然体の素敵なご夫婦でした。

2階ロフトから見える陵墓です。5世紀初頭に作られた前方後円墳です。1,500年前に作られた古墳が自宅の窓から見えるんですよ~。信じられますか?僕は今まで奈良というと東大寺や法隆寺といった神社仏閣しか見ていませんでした。古墳群が奈良市郊外にこんな身近に見られるのには驚きでした。

午前9時に出迎えていただいたW様ご夫妻、そして愛犬タオ君です。住宅はL字敷地を上手に活用した平屋の家でした。

リビングから和室を見た写真です。1月の柔らかな陽差しが長~く差し込んで暖かな空間でした。そして、もちろん壁はほたて漆喰壁です。

和室を背にした写真。薪ストーブがあり、その向こうにはご夫妻拘りの窓があります。もちろん窓からは小奈辺陵墓が見えるんです。拘りの窓とは何故か?

以前この場所に建っていた旧家の窓ガラスを利用しているんですねー。厚さ2mmほどの薄いガラスで、昔ながらのガラスですから少し歪んで景色が見えます。お二人とも古いものを大事に活用することを信条としていて、昔の小学校のように木の窓に入れたガラス窓にしたかったそうです。素晴らしい!!

この日は天気がよく、窓を全開にしたウッドデッキは気持ちよかったですね~(笑)。そして奥に見える入り口はアトリエの窓です。

W様ご夫妻はお二人とも画家なのです。お二人が創作活動をされているアトリエも見せていただきました。手前に見える工具は旦那さまのもので、画家でありながら家具職人も真っ青です。それぞれに定期的に個展を開催されていて、おじゃましている3時間は本当に驚きの連続でした(汗)。

帰り際、記念撮影をさせていただきました。昨年チルチンびとを読み、「お二人に何としても会いたい!」そう思って、手紙を書き、1月に初めてお会いしました。本で読んでいたせいか何故か初めて会ったような気がしませんでした。お二人の飾らない人柄や、古いものを大事にする心、そして手づくりの住まいづくりにほんとうに感動した次第です。

最後にお二人だけで内壁のほたて漆喰を塗ったと聞いて、涙が出そうになりました。衣食住を慈しみ、手をかけることに喜びを感じながら生活する姿に3時間という時間は瞬く間に過ぎて行きました。ほたて漆喰を通じて、斑鳩の里にご縁が生まれました。W様ご夫妻とのご縁を大切にしていきたいと強く思った訪問でした。W様本当にありがとうございました。 小松幸雄

2011年 賀正!

日曜日, 1月 2nd, 2011

皆様、新年明けましておめでとうございます。2011年もAIMORI ECO PRODUCTSをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

昨年は外装用として「 ビオシェル」そして内装用として「Zen Ocean」をそれぞれ発売しました。2011年はこれら新商品のご説明もかね、なるべく多くのお客様のところへお伺いしたいと思っております。北海道から津軽海峡を越え全国へ回るため、全てのお客様のところへまいるのは不可能ですが、「多くの方々にお会いしたい!」それが私の願いでありますので、健康に留意しながら努力致します(笑)。

2011年が皆様にとりまして素晴らしい1年となりますことをご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 あいもり㈱ 代表取締役 小松幸雄

PIZZERIA 武蔵野山居

月曜日, 11月 29th, 2010

あいもりエコ・プロダクツをご愛顧いただいている皆さま、日頃より大変お世話になっております。本日からあいもり社長ブログを始めさせていただきますので何卒宜しくお願い致します。ブログを通じて、日本の建築文化の素晴らしさを皆様と共有できれば幸いです。第1回目は埼玉県所沢市に6月にオープンしたお店訪問記からスタートしたいと思います。

恒例のジャパンホームショーに参加するため、11月18日から東京に入りました。翌19日金曜日に所沢市のPIZZERIA武蔵野山居というお店に行ってきました。ピザを食べるために行った訳ではありません(笑)。今年初夏にオープンしたこの建物を見るために行ってきたのです。その報告を!

西部池袋線を所沢から三つめ「狭山ヶ丘駅」を降りて徒歩10分のところに武蔵野山居(むさしのさんきょ)があります。住宅街から道路を1本隔てるとそこは森になっています。『えぇ~こんなところに・・・』と遠くを見ると森の中に素敵な建物がありました。

武蔵野山居の入り口です。ピザ屋さんの雰囲気ではありませんよねー。まるで美術館の入り口のようです。

アプローチ脇に石版がありました。都心から電車+徒歩で1時間30分、ようやく辿りつきました。ワクワク!

長い石畳のアプローチを歩くと林の向うに見えてきました。「武蔵野山居」名前もいいですが、素敵な建物ですねー。僕はこういう和風で軒(のき)の長~い、低~い建築が大好きでなんです。

武蔵野山居全景。この建物は函館の二本柳慶一先生が設計し、内装の壁材に「ほたて漆喰」が採用されたのです。それもあって訪問したのですが、埼玉県景観建築賞などにエントリーされている建築をこの目で見たい!というのが本音です。晩秋の日差しを受けた山居はまさに武蔵野の中に佇む素晴らしい建築でした。二本柳先生ありがとうございました。

お店は森に向かってガラス張りです。さぞかし夜もきれいでしょうねー。

お店中央のホールは斜め天井の吹き抜け、外観からは想像できない解放感です。

入り口側の個室です。壁、天井にほたて漆喰をきれいに塗ってもらっていました。駈けつけていただいたお店のオーナー社長さんからも『左官屋さんが、これは俺の作品だと言っていました』という言葉にはうれしかったですねー。

南面の個室です。薪ストーブがいい雰囲気を作っていますね。

もうひとつの個室、こちらは4人だけの小さなスペースですが、窓からは森が見えます。贅沢な部屋ですね。次回はここでディナーをしたいですねー(笑)。

お店の中央にあるピザ窯です。これも二本柳先生がデザインをしたそうです。秋の紅葉をイメージしたタイル張りの素敵な窯でした。

すべての席から森が見えます。雪が積もってもきれいでしょうねー。一人で昼食を取りましたが、とても美味しかったです。次回は夜に来ますと社長様に約束してPIZZERIA武蔵野山居をあとにしました。首都圏にお住まいの方々、一度訪れてみてください。素晴らしい森と建築、そして素晴らしい料理に出会えます。http://musashinosankyo.com/ 小松幸雄